2013年12月31日

【生殖】卵子の若返り:「染色体置き換え」で可能に 高齢出産に光

1:2013/12/12(木) 13:09:02.23 ID:
 独立行政法人「医薬基盤研究所」などの研究チームが、ヒトの卵子から染色体だけ取り出して、
別の卵子の染色体と置き換え、体外受精技術によって受精させることに成功した。
この技術を応用すると、高齢女性の卵子の染色体を、染色体を抜き取った別の若い女性の卵子に入れる
「卵子の若返り」が可能になる。
若返った卵子でできた受精卵を子宮に戻せば、高齢女性も妊娠できる可能性が高まる。

 専門誌「リプロダクティブ・バイオメディシン」(電子版)に発表した。生物の遺伝情報を担う染色体は、
卵子の核の中にある。卵子の老化は、卵子の核外にある細胞質が加齢に伴い変質することが原因で、
妊娠しづらくなる。そこで若い女性の卵子の細胞質を利用し、
核は高齢女性の遺伝情報を受け継がせるのが、染色体の置き換え技術だ。

 従来の手法では、染色体を抜き取る際、細胞質に含まれるミトコンドリアDNA(デオキシリボ核酸)も一緒に取り出され、
別の卵子に移植された。異常なミトコンドリアDNAが起こす難病「ミトコンドリア病」の遺伝を確実に防ぐためにも、
染色体だけを抽出する技術が必要だった。

 山海直・同研究所主任研究員、永井クリニック(埼玉県)の大月純子博士らのチームは、
未熟なヒトの卵子を培養する途中、一時的に卵子の核内に散らばっていた染色体が塊になることに着目。
不妊治療患者の同意を得て、治療に使えなかった未熟な卵子を培養、
直径5〜6マイクロメートルの極細の針を使って染色体が集まった塊を取り出した。極細の針のため、
ミトコンドリアDNAは含まれないとみられる。

 染色体を取り出した25個のうち13個が、別の卵子の染色体との置き換えに成功、3個は精子と受精した。

 大月博士は「良好な卵子を使い、移植技術を向上させれば、受精率を上げることは可能」と話す。
一方、受精卵には、精子、卵子の染色体、細胞質のミトコンドリアDNA−−という3者の遺伝情報が受け継がれるため、
治療に使うには、倫理的な課題も浮上しそうだ。【河内敏康】

毎日新聞 2013/12/11 http://sp.mainichi.jp/select/news/20131212k0000m040094000c.html

Reproductive BioMedicine
Aggregated chromosomes transfer in human oocytes
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1472648313005774





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【医療】2分でがんの診断できる装置を開発、痛みもほとんどなし/山梨大など

1:2013/12/28(土) 22:02:57.16 ID:
 調べたい臓器から採取した細胞の成分を解析し、がんかどうか診断できる装置を
山梨大や島津製作所(本社・京都市)などの研究チームが開発した。

 採取には、はり・きゅう用の針を使うため痛みはほとんどなく、診断時間も約2分と短時間。
来年1月から臨床試験を始め、3〜4年後の実用化を目指す。
同大では「経験を積んだ病理医が長い時間をかけて行っているがん診断を迅速、簡単にできる」としている。

 開発に携わる同大医学部の竹田扇教授(45)(分子細胞生物学)によると、針の先端の直径は、
1ミリの数千〜1万分の1程度。装置では針の先端部を調べたい臓器に一瞬触れさせただけで、
臓器を作る細胞の膜付近の脂質が採取できる。
その後、島津製作所でノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんが開発した「質量分析法」を応用し、 脂質の中にどのような成分が含まれているかを調べ、その結果から2分程度でがんかどうかを判定する。

 がんと判定する際に使うのは、装置内に蓄積したデータベース。実際のがん患者から得られた検体と、
がんでない正常な検体の脂質の成分を竹田教授らが装置に記憶させた。現在、肝臓や腎臓、
大腸や胃などで合計2万パターン以上のデータベースができあがっている。
診断は蓄積したデータベースとの比較で行うが、腎臓や肝臓では9割以上の確率でがんかどうかの診断ができているという。

 装置は、来年1月から横浜市立大学付属病院の泌尿器科で試験導入され、腎臓がんの診断で臨床試験が行われる予定だ。
内視鏡検査などで患者の臓器を2ミリ角程度採取し、診断に役立てる。
試験期間は約1年間を予定し、その後、実用化に向けた検討に入る。肝臓がんでの試験も検討中という。

 現在、診断ができるのはがんかどうかのみで、がんの種類までは診断することができないことが課題。
今後は種類ごとのデータベースを構築するという。また、体液や排せつ物などの成分から消化器系や膵臓(すいぞう)の
がんを判定できる可能性もあり、将来的には健康診断などに装置を活用することも考えられるという。
竹田教授は「装置を使えば病理医のいない地方の中小規模の病院などでもがん診断が容易にできるようになり、革新的だ」と話している。

(2013年12月25日 読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=90232





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【疫学】肝臓病の患者が毎日コーヒー飲むと肝機能改善…ただしドリップのみ/大阪立大

1:2013/12/12(木) 08:37:32.18 ID:
 肝炎や肝硬変といったC型慢性肝疾患の患者で毎日1杯以上のドリップコーヒーを飲む人は
肝臓の機能が改善するとの研究結果を大阪市立大のチームがまとめ、11日付の米オンライン科学誌プロスワンに発表した。

 大阪市立大病院を受診した20〜80代の患者376人で、肝細胞が壊れると上昇する
アラニン・アミノトランスフェラーゼ(ALT)という酵素量の変化と、コーヒーを飲む頻度の関係を調べた。

 ドリップコーヒーを1杯以上飲んでいた人は飲んでいない人に比べ、
1年後のALT値が正常値を維持していたり低下したりした人が多かった。
量を飲めば飲むほど、効果が上がっていた。

 理由は不明だが、缶コーヒーやインスタントコーヒー、カフェインが入っていない
コーヒーを飲んでいた人では効果があまりなかった。

 研究チームの佐々木八千代准教授(老年看護学)は「肝炎は10〜20年で肝硬変に移行するとされており、
さらに長期的な調査をしたい」と話した。これまでに、同じチームの大藤さとこ講師(公衆衛生学)が
コーヒーに肝がんの発生を抑える効果があるとの研究成果を発表していた。〔共同〕

日本経済新聞 12/12 7:00
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXNASDG11036_R11C13A2CR8000/

大阪市立大学 プレスリリース
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/pdfs/20131211press.pdf

プロワン
Effect of Caffeine-Containing Beverage Consumption on Serum Alanine Aminotransferase Levels in Patients with Chronic Hepatitis C Virus Infection: A Hospital-Based Cohort Study
http://dx.plos.org/10.1371/journal.pone.0083382





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